ヨガの基本となる教え【八支則】
の中のひとつで【非暴力】というのがあります。
これは、言葉や思考、行動、肉体を使った暴力を慎み、
自分や他者に危害をあたえないようにするという教えです。
【暴力】と聞いてまず最初に思い浮かぶのは、
肉体的にダメージを与える暴力だと思うんですが、
最近は【言葉の暴力】も段々と認知が広まってきていますよね。
日常生活の中で、
まずは大切な自分に対して出来る
【非暴力】から始めていきませんか?
自分らしいやり方で良いんですよ。
日々のちょっとした心がけで出来る【非暴力】とは?
例えば、
①食事から体に取り込むもの
②自分の皮膚につけるもの
③自らが使う言葉
④ココロの中や頭で考えたりする思考
⑤自分が起こした行動によって得る結果
⑥環境
ザっとあげるだけでもこれだけありますが、
真剣に考えれば(笑)もっともーっとありますよ。
- ①はあなたが食べる食事
- ②は体に塗る様々な製品
- ③と④は、自分が作り出す「言葉」と「思考」
- ⑤自らの行動によって、自分や他人を傷つける場合はどんな時?
- 最後の⑥番目ですが環境に対して私たちができること
①はあなたが食べる食事
毎食は難しいですが、なるべく穀物と野菜や果物など、
体が喜ぶものを食べていますか?
ファストフードや添加物たーっぷりの食事で体を痛めつけてはいないでしょうか?
また、極力は動物を殺傷してまで食べることも避けた方が良いのでしょうが、
100%ヴィーガンになるには相当の覚悟が必要です。
でも食べる頻度や量を減らすことは出来そうですよね!
②は体に塗る様々な製品
商品を買う前に、この製品には『何が入っているかなあ~?』と、
【成分表】に目を通していますか?
パラベンや防腐剤が入ったものはなるべく避け、
成分の種類が極力少ないものを選ぶようにしましょうね。
ダダダダダダーーーっと、
沢山の成分の名前が連なっている商品は
基本的に避けた方が良いですよ。
③と④は、自分が作り出す「言葉」と「思考」
なんでできないの!
こんなもんじゃないでしょ、まだまだ!!
あなたには無理、できっこない!などなど
自分の許容量以上に無理をしてしまい、
その結果ココロとカラダの怪我に繋がります。
アナタが出来ることは限られています。
『自分で全部出来そうにないな…』と思ったら、
素直に他の方に協力をお願いしてみたり。
場合によっては全てやらなきゃいけない時もありますよね。
そういう時は一旦そこから離れ、
カラダをちょっとだけ動かしたり、お散歩してみるなどして、
あなたなりの『プチBREAKタイム』を作ってあげましょう。
色んな感情が浮かんだとしても否定しようとせず、
「あ~今こんなこと感じているな~」と
まるで、自分が山のてっぺんに登って、
地上にいる自分を俯瞰しているような感覚で見守ってあげてください。
⑤自らの行動によって、自分や他人を傷つける場合はどんな時?
私達が起こす行動は、
普段の思考のクセや、感情の延長線上にあると思っています。
目の前の出来事にいち早く動かされるのが【感情】だとしたら、
なぜこのように感じたのか?と【思考】が頭の中で駆け巡り、
『次はこうしてみよう』とか次の【行動】に向けてどうするか?というのを
考え、実行しようとしていきますよね。
もしもこの自分の【思考】のクセがマイナスな面に傾いていたら…
自分や他の方を痛めつけてしまう可能性もあるんです。
早い段階で気付いてあげられていれば…
【行動】によって傷ついてしまう場面は数えきれないぐらいあります。
私が特にここ数年感じることは『自分で命を絶つ』方が多いこと。
カチコチになった【思考のクセ】に気付いてあげられなかったり、
誰かに手を差し伸べることも出来たのかな、でも出来なかったのかな…
とか、考えてしまうとキリがないですが。
その人なりに事情があったのでしょうが、
自分の行動によって自分を痛めつけるのは本当にあってはならないことです。
少し話が反れてしまいましたが、
私が今回一番伝えたかったのはココの部分なんだと思います。
最後の⑥番目ですが環境に対して私たちができること
クーラーの温度を省エネの温度に保ったり、
プラスチックのボトルを減らすために水筒を持ち歩いても良いですよね。
日本では依然と比べて、エコバッグは大分浸透してきていますか?
私はカリフォルニアに住んでいた時は、
どこで買い物してもプラスチックのバッグは
1枚10円位取られていたんですが、
現在住んでいるロードアイランド州では
無料の所が多いんですよ。
何れにせよ、私たちが住む地球のため、
そして共存している自然や動物たちのためにも、
小さなことでも良いので、出来ることからやっていきましょう!
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!
また次回に、ちゃお!😆