CAからこんにちは、まつまつこです。
12月14日、いよいよ抗がん剤治療の始まりです。
個人で違うとは思いますが、私の場合は当日早めにチェックインして、
尿検査と、CVポート(抗がん剤を投与するための皮下埋め込み型ポート)
の外科手術をしてから 抗がん剤投与になりました。
07:00 妊娠検査をするため尿検査。
前日の夜12:00以降は絶食で水も飲めなかったため、
おしっこが「チョロッ」っとしか出ず、やっべ~~と思いながら
看護師さんにスーッと気配を消してカップを差し出した。
結果、問題なかった。ホッ。
07:15 欽ちゃん走り(嘘)でポートを埋め込む外科手術のある病棟へ。
問診をしながら、尿検査の結果を待ちます。(結構待ったぞ)
時間がトントントンと過ぎ、やっと看護師さんが手術の準備にとりかかる。
私の乳がんは左なので、反対の右側にポートを埋め込みます。
先ず吐き気止めを注射し、局所麻酔。
すぐさま頭がボーっとしてきて、
「うわ~頭がホワンホワンする~」っと思っていたら、
何やら外科の先生と手術の看護助手さんが
話し合いながら器具を埋め込んでいますよ。
この間痛みは全くなくあっという間に手術は終わりました。
*以下、ポートを埋め込んだ写真が貼ってあります。
傷跡の生々しい写真が苦手な方は見ないでくださいね。
ポートが入ってる~
これからよろしくね、ポート君。
10:00 化学療法の病棟へ移動(滅多に乗れない車いすでビューンっとね)
先生からのGOサインの書類待ちで開始時間が遅れる。
でも私はその間、フットレスト付きの心地の良いいすに座り、
スナックを頬張りながらテレビ鑑賞。
あ~極楽極楽
1100 投与開始
私の乳がんはHER2陽性なので、TCHPという
4種類のお薬を3週間毎に1度、計6クール(約3か月半)、
そしてHP(分子標的薬)を1年間受ける予定です。
T Taxotere(タキソテール)
C Carboplatin(カーボプラチン)
H Herceptin(ハーセプチン)
P Perjeta(パージェッタ)
初回投与はH 90分、 P 60分、
T 60分、 C 30分、計4時間。
長っ!! ( ゚Д゚)
+その前に吐き気止めの薬を飲み、
生理食塩水を投入してから抗がん剤開始。
投与途中でトイレへGO。
このドデカイ点滴を押しながら歩くわたし。
気分はスーパー病人。
ほんで終わったのが16:30位。
事前にお迎えカモ~ん!と旦那に電話して
出口で待機してもらっていました。
家に着いたのは17:00過ぎ。
長い1日だった…
さあ、どんな副作用が出るか、お楽しみ。
ここで、ちょっと呟いていいですか?
なんだかな~~
乳がんになったことは決して喜ばしいことじゃないんだけど、
この抗がん剤を投与されている間はすごくリラックスできる時間なんだよな…☺
私に必要だった時間、と言ってもよい。
ガンになったことで与えられた貴重な時間。
誰にも邪魔されず、好きな食べ物食べながら自分のペースでしたいことが出来る、
この感覚。
そして気づく、
わたし、、、、
し
あ
わ
せ
(●^o^●)(●^o^●)(●^o^●)
子供ができる前は当たり前にできることだと思っていたけど、
産んだ後は怒涛の育児が待っている。
毎日がてんてこ舞いな中、こんな夢のような時間は皆無。
息子は活発すぎて毎日遊んであげるのが大変で、
37歳でお母ちゃんになった私には気力、体力共についていけなくきつかったなぁ。
周りに頼れる人もいないしね…
言葉も遅く、自分の思っていることを言葉で伝えられなくて、体や手が出てしまったりして、 日本の幼稚園を追い出されたりもした…(´;ω;`)ウッ…
育児になると色んな感情がこみあげますが、、、
この乳がんは、いつもせわしなく動いて頑張りすぎてしまう私に、
神様からも与えてもらったご褒美?みたいなもん。
「あなた、休みなさい!」
と、言われているようで。
実際、あたかもこの休みを私に与えさせるため
「ラッキー」な出来事が立て続けに起こったんです。
これらが身の回りで起こったことによって、私は治療に専念でき、
家事がほとんどできなかった旦那が手伝ってくれるようになり、
甘え下手の私が甘えることができるようになったんです。
次回ではそれを書かせてくださいね!
息子よ!母ちゃん頑張るぜよ!