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マインドフルネスとは?【簡単・3つの基本】

 

毎日「考え事ややらなきゃいけないこと」だけに追われ、イマイチ「今」を過ごせていないような気がするアナタ。

 

あら、これはまさにかつての私じゃないですか。

 

1日中「To Doリスト」で脳みそをフル活動させて、マインドはあっち行ったりこっち行ったりして、忙しいったらありゃせん。

目の前のことに集中して取り組んでいる時なんて殆んどなかったような。

 

なんとなくご飯を食べ、買い物に行き、必要な食材を買ったらいつもの道をス~イスイ、特に意識もせずに家へ帰り、気怠そうにいつもと同じような夕飯を作る。

 

これの繰り返し。

 

気付きませんか?

貴重な1日1日を「なんとなく」で過ごしているんです。

 

大病を経験させてもらったことで、今まで「なんてもったいない時間の過ごし方をしてたんだ!」ということに気付き、現在は「与えられたこの瞬間」を噛みしめながら過ごせていますよ。感謝✨

 

 

マインドフルネスとは?【簡単・3つの基本】

毎日を大切に過ごしたいな、と感じているあなたへ。

今回は、マインドフルネスのコアの部分でもある『3つの基本』をわかりやすくお伝えします。

 

ココを抑えておくと日常の中で「より今に集中しやすい環境」を作り上げることが出来、「毎日なんとなく過ごすあなた」から脱却することに繋がりますよ。

 

1つのことに集中する(ズームイン)

 

1番目は1つのことに集中して、その体験をかみしめるっていうこと。

 

多くの人が食事をする際に、他のことをしながら食べ物を口に運んでいるんです。

あなたはどうでしょうか?

 

日々なんとなーく食事をしていると、食べ物の味や香りに集中できなくなります。

 

この「ズームインマインドフルネス」では、1つのことに集中し、『食べる行為』に意識を向けることで、その動作から得られる感覚を味わうのが目的。

 

テレビを見ながらご飯を食べる人もいるでしょう。

または、音楽だったり、本を読んだり、電話で誰かと話をしながら、食事をする方もいるかもしれません。

 

私もね、以前は音楽を聞きながら食べてたんですよ。

 

そうするとやっぱり『食べ物を食べている』っていうこの動作に集中できないんです。

自分では集中していると思っていても、注意が散漫になっちゃうんですね。

 

今やってることに注意を意図的に向けてあげないと、次々に入ってくる情報に気が取られてしまって、ご飯を食べるっていう、この行為自体に意識がいかないんです。

 

食べ物を口に運ぶときっていうのは、箸でご飯粒をつまみますよね。

 

ほんで、特に何も考えなくても、手は口元に食べ物を持ってきてくれるわけですよ。

ここから鼻にサァ~っと持っていく人はいないと思うんですよね。(笑)

 

たまに間違ってやっちゃう方もいるかもしれないですけど…。

 

まぁ、いないとして、これも私達の行為の自動操縦化です。

体が動きを覚えているので、特に意識しなくても勝手にやってくれるっていう事なんですよね。

 

こうなってくると、食べ物の感触とか、味、匂いなど。

無意識の動作を繰り返していると、本来なら自分が得られる、「美味しいな~」とか、「今日はちょっとご飯が硬かったかな」とかに気付きにくくなりますよね。

 

感覚器官から入ってくる情報があるからこそ感じ取れるこういった微細な経験っていうのは、「ながら作業」だとその部分を認識しづらくなるんです。

 

だからマインドフルネスとしては、1つのことに意識を集中して、それだけを行うことを推奨してるんです。

 

瞑想をしている時に色んな思いが頭の中でよぎっても、呼吸という動作に意識を戻すのと同じ。

 

私達は1年の間で大体800万~1000万回息をしていると言われています。

数えきれないぐらい呼吸に集中できるチャンスが有るってことです(寝ているとき以外ね)。

 

なのでもしご飯を食べるときは、何となくご飯を流し込むように食べるんじゃなくって、その食べ物の味や香り、そういったものに焦点を当てながら、『食べる』という行為を楽しむことが大事なんです。

 

現在の瞬間を認識する(ズームアウト)

 

2つ目は、少し視野を広げて、この今体験していることをそのまま認識してあげる。

 

1つ目は、より意図的に集中するっていうズームインでしたけど、2番目は、今という瞬間をより認識するっていうことで、ちょっと幅広くなって、ズームアウトの状態。

 

パノラマのような感じって言ったらわかりやすいと思います。

 

離れたところから周囲を俯瞰し、ただ「みつめる、眺める」ということ。

 

1つの事をしているときに、過去のことを思い出したり、未来のことを空想し不安になったりしているのは、マインドレスです(マインドフルネスの反対)。

 

この状態になってしまっていると、自分の意識が「今」にないので、貴重な「現在」という時間を「妄想」ということに使っています。

 

私たちには今という時間しかありません。

過去や未来のことを考えるのではなく、今この瞬間を大切にすることが重要。

 

電車が停留所を通り過ぎるように、この瞬間も通り過ぎてしまいます。

考え事をしていても構いませんが、自分が今ここにいることに気づくことが大切です。

 

あなたの人生です。

一つ一つの経験とか思い、自分の中から、今どんな感情が湧いてるのか?とかね。

感じる事、フッと頭に沸いたことをそのまま体感してください。

 

今、いろんなことを考えているな

気持ちがちょっと高ぶっている自分がいるな

 

そういう私がここにいるっていうことに気づくことが、大事なんです。

 

誰でも物思いにふけることはあります。

 

それがダメなんじゃなくて、「今色々考えている自分がいるな」っていうのを、あなたが認識していればいいんですよ。

 

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現実をそのまま受け入れる

あなたも、自分が今まで生きてきた中でたくさんの経験をしてきたと思うんです。

 

深く根付いた潜在意識と独自の価値観によって形成された「個の感情」は、その時々で受け取り方や感じ方が変わってきますよね。

 

様々な経験をしていればいるほど、実際起こっていることに対して、どうしても自分の価値観と比べてしまう…っていう事。

 

これは本当に自然なことなのでしょうがないとは思うんですけど、この現状っていうのは、変えることはできないんです。

 

状況を良し悪しと判断せずに、ありのままを受け入れることが重要です。

 

自分の経験と比べてついつい判断してしまうと、不必要なエネルギーを生み出してしまいます。

 

現実をどうにかして変えてやろう!と抵抗するのではなく、今置かれている状況をそのまま受け止めることがマインドフルネスに繋がっていきます。

 

 

私も、乳がんと宣告されたときには受け入れがたい現実を突きつけられ、しばらくは現実に抵抗し反発していました。

 

でも、マインドフルネスを学んでいく中であることに気付くんです。

 

こんなことやってても自分が苦しくなるだけだと…

 

どうにかして今起こっていることを変えようとするのではなく、そのまま受け入れ自分が出来る事をやって行こうと。

 

そこから気持ちが軽くなったのを今でも覚えています。

 

マインドフルネスとは?【簡単・3つの基本】まとめ

3つの中でこれだったら出来そう!というものはありましたか?

今日ご紹介したマインドフルネスは基本中の基本になります。

 

毎日の生活の中には数えきれないぐらいの「気づき」があるんです。

そこを認識できた時、断言できることがあります。

 

「あなたは今を生きている」

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

ご質問やご感想おまちしています❤

それでは次回に!ちゃお😎